Sunday, September 18, 2005

____________________31/8/04

何処が始まりでも終わりでもない。何処からも始まり何処からも交わる。決まった部分は最小限におかれているけれど、明確なフォームやフォーマットのようなものが見えるような気がする。いくつものトラックがそれぞれを控え目に主張しながら緩くぶつかりたまに不協しそれでもお互いを排除せずに、時間を追う。

あらかじめ決められた構造を時間軸上に配置された音楽はとても強い意志を持ち、人をある方向に薙ぎ倒す_のかもしれない。緩やかに形成され、最小限の構造を持った音響は強い意志は持たないだろうけれど、人々の隙間に入り込む柔軟性は持つのではないかと思う。人と音とのかかわりあいが音を突き抜けて思考を様々な方向にとばす。自分と自分を取り巻くものの関係性を再確認する。

"音楽"は"人_音楽" のかかわり方を限定してしまう。強すぎる、場合がある「音楽」は。

No comments: